スパボの掬い場

ラブライブ!への大好きを叫ぶ場所。

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4thシングルを聞いて感じた彼女達の夢

 

アニメの中でAqoursは浦の星を廃校から救うという夢こそ叶えられなかったが、ラブライブ!で優勝し浦の星の名前を残すという夢へと昇華させてそれを見事叶えてみせた。そして劇場版ではその夢を叶えるまで道のりを、ずっと綺麗な宝物として決して消えないものだと気づいた。

 

現実のAqoursも4thライブで東京ドームでのライブを果たし、紅白歌合戦出場、そして劇場版上映後の5thライブを終え、各々のソロ活動が多くなってきた。彼女達もまた1つの夢を叶えた。

 

先輩方がfinalまでに見せてくれた道、その中で夢を叶えてきた。そして今僕らは次彼女達が進んでいくであろう、目指していく夢を知らない。

ならばこれで終わりなのだろうか?

 

 

だがAqoursの4thシングル 未体験HORIZONは僕らに雄弁に語りかけてくる。

「僕らは夢で息してる  苦しくなっちゃうよ 息しなきゃ倒れちゃうよ 大きく吸ったらスタート! 胸があっつい 今もあっつい」

 

夢を叶えたのだから、夢は無くなって苦しくなるのではないのか?いや違う彼女達の胸は今も熱い。今も夢を見て呼吸している。

 

"何か"がなくなって冷めてしまってもまた、熱くなる。彼女達の今までの歌にも未体験HORIZONは確信をくれる。

 

いまは遠いんだね さみしい気持ちで
つめたくなった  紅茶飲んでるよ

 

一緒にいたはずの"あの子"と離れすっかり冷めたいと感じるようになってしまった紅茶。

 

 

サンダルを手に持って 冷たい砂 踏んでいると
灼けそうな暑い日が 懐かしい気がしてるよ

それでもみんな感じてる これが終わりじゃないと
夏はまたくるから 違う夏がくるね

 

熱い夏が過ぎてすっかり冷えた砂浜。だけどこれから先ずっと冷えている訳ではない。「また新しい夢を見て熱くなる瞬間」が来るのだ。

 

 

これで終わりではないんだと。また息をするために新しい夢を大きく吸う。だって夢を見てなかれば彼女達は倒れてしまうんだから。

またお茶は熱くなり。砂浜には焼けるように暑い太陽が降り注ぐ。

 

夢を叶えたから、夢を叶えられなかったから、そこで彼女達の全てが終わるわけではない。夢を叶えた嬉しさも、叶えられなかった悔しさも抱いて、また新しい夢を見て一度しかない毎日をやりきっていく。

 

「これからもっともっと 夢のカタチ変わるんだ」

これからも夢は変わっていく、だが彼女達はそれでも進んでいく。

 

 

またAqoursは僕らに変わった夢のカタチを見せにきてくれる。胸を熱くしながら。

 

そんな風に信じてくれるかい?

 

僕にはこの4thシングルを通して彼女達が問いかけてきているように感じた。

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