スパボの掬い場

ラブライブ!への大好きを叫ぶ場所。

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変わっても変わらない、好きって気持ち。 ラブライブ!フェス感想

 

あの頃とμ'sは変わってなかった。

 

 

 

 

ラブライブ!フェス2日目、終演後僕の連番者さんが放った言葉。文字にしてみれば無機質なものですが、あの時聞いた言葉には確かな嬉しさと暖かさがあった。

 

その連番者さんはfinal以来μ'sと会う、いわばμ'sと大切な時間を過ごしてきた人だ

 

かく言う僕はμ'sと初めましての人間だ。リアルタイムで見てはいない、だから「その言葉は僕が同意するのは変かな」と感じそこで同意することは出来なかったが、その温かい言葉を確かに受け取った。

 

 

finalから3年半近く経った。3年半も経てば環境の変化、人間の変化、色んなものに変化を強要される。

 

 

それはμ'sだけじゃない、Aqoursも、虹ヶ咲も、当然僕らファンだって、皆んな皆んな色んなところが変わっていく。

 

実際μ'sの変化を口にする人は多くいる。楠田さんが落ち着いたとか、pileさんが人見知りちょっと直ったとか、久保さんめちゃくちゃ美人になったとか。

 

 

 

そしてμ'sはもうフルで何曲も踊ってくれないのかと

 

 

あの頃から見てきたファンの人が、僕ですら恐らく変わったのだろうなと思うところはある。

 

でもあの日あのライブを見届けた連番者さんは「変わってない」と言った。

 

 

いや明確には変わってるところはあるのだ。でも、それでもその言葉が出るということは、多分その人にとって「μ'sとして大切なものはなにも変わってなかった」ということなのだろう。

 

 

それは多分3年半の中で変わっていく中で、メンバーがそれぞれ、変わらず持ち続けた大切なものなのだろう。

 

 

そして連番者さんから見えた変わらないものを、ここで僕が推察するのは野暮というものだろう。

 

 

だが、もう一つこれは確かな自信を持って言えることがある。

 

 

μ'sの変わらない大切を見つけられたのは、"あなた"が3年半経ってもμ'sを好きで居続けたからだ。

 

 

先程も言ったが、ファンだって変わる。

μ'sの頃からどんどん変化していくラブライブ!のコンテンツの中で、受け入れられないことも、認めたくないことも誰にだってあるだろう。それで昔と同じ楽しみ方は出来なくなったかもしれない。素直に好きと言えない時期もあったかもしれない。

 

 

 

それでもラブライブ!が好き、μ'sが好き。そんな変わらない"好き"を持ち続けたから、あの日μ'sと再び出会い、変わらない大切を見つけられた。

 

それはきっとμ'sから見える僕らが持てる"変わらない大切"なはずだ。

 

 

 

僕もそんな大切に心当たりがある。μ'sとは初めましてだったが、Aqoursとは大切な時を過ごしてきた。

僕にとってのラブライブ!の中で1番大きい大切な時間はAqoursだ。

 

 

1stからAqoursもたくさん変わった。泣き虫リーダーはいつのまにか堂々とステージの真ん中に立っているし、キャラとの違いのコンプレックスを語った人はラブライブ!フェス開幕曲で立派にセンターを勤め上げた。そして何人も1人のアーティストとして更に広い場所へ羽ばたいていった。

 

 

いつのまにかすっかり変わった。でもあの頃からあの人たちは、ずっと僕らに向けてAqoursの物語を、ラブライブ!の物語を届けようとし続けてくれている。それが僕がずっと好きで居続けてきたからこそ見える。Aqoursの変わらないものだ。

 

 

多分僕も他の人と同じように変わっているのだろう。初めてAqoursを見たときほど、純粋な気持ちで見えてはないかもしれない。あの頃ほど楽に好きと言えなくなってるかもしれない。

 

 

でもずっとずっと、μ'sを知って、ラブライブ!を知り、Aqoursに出会ってからずっと僕はラブライブ!がμ'sが、Aqoursが好きだ。

 

 

それだけは変わってない。変わらない大切だ。

 

 

 

ラブライブ!フェスを経て、初めてμ'sに出会い、ようやくμ'sが好きだと言えるようになった気がする。Aqoursと逞しさを知った。saint snowの頼もしさ、虹ヶ咲の伸び代も。

 

 

色んな人の変わらない好きだって気持ちを知った。

 

 

そしてその"変わらない好き"がラブライブ!を繋いできたことを。

 

 

まだまだラブライブ!は、μ'sもAqourssaint snowも虹ヶ咲も、そして僕らも変わり続けるだろう。

 

でもみんなが、好きという感情をなくなさい限り、きっとこれからも彼女達が持つ"変わらない大切なもの"はきっと輝いて見えるはず。

 

 

そしてまたそんな大切な人たちが集まる舞台が、次は32人、いやもっと大所帯になった夢の舞台が見れることを祈って。

 

 

 

ありがとうラブライブ!フェス、ありがとうスクールアイドル。ありがとう好きで居続けたファンのみんな。

 

 

 

大好きです。