スパボの掬い場

ラブライブ!への大好きを叫ぶ場所。

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Aqoursは『思い出』に変わらない【Aqours東京ドーム公演感想】

 

皆さんこんにちは…!スパボです。

 

先週、約束を果たしてきました。

そしてまた、新たな約束を結びました。

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東京ドームへの想い、本当に色々あって頭の中を上手く纏められず、1週間かかってしまいました。

それらをちゃんとこの記事に載せられるか分かりませんが、まずは最初にこれだけ言わせてください。

 

Aqoursはまだ過去にならない!!

それだけでAqoursを信じて、追いかけてきてよかった、「今日までの全てに意味がある」心からそう思いました。

 

Aqoursの物語を、ラブライブ!サンシャイン‼︎を終わらせないでいてくれて、ありがとう。

 

そんなAqours2度目の東京ドームライブ、

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~

<WINDY STAGE>の感想を語らせてください。

 

全てのセトリをさらうのではなく、僕の特に気になった曲をピックアップしながら、僕の想いを込めていきます。

是非最後までお付き合いください…!

 

①4thから6thへ

 

最初から語彙力ない感想言っちゃうんですけど、開幕からまじでテンション上がりっぱなしでした……

 

東京ドーム、いやラブライブ!勝戦の地、アキバドームの場内では、アキバリポーターcv.高森奈津美さんのが並び響いてる。

・入場してくる交響楽団の人たちがかっこよすぎる…(特にバイオリン弾いてる人ってあんなに顔がいいのか…)

・4年ぶりに拝んだ加藤達也さん……

本間昭光さん、TAKUYAさん、MEGさん、Kanata Okajimaさん、この方々がスクリーンで4分割に映し出される様…もう四皇……

(この写真かっこよすぎる…額縁に飾りたい……)

こんなに開幕前からテンション上がるライブあります?????ないでしょ。

まじで満足感半端ない……

 

そして東京ドーム記念すべき1曲目、まじでステージの中からAqoursが出てきた時声出そうになりました……(多分声漏れてた)

 

そう…「なんどだって約束!」6thのテーマソング。

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開幕前、僕はこの曲最後に来ると思ってたんです。

最後の最後に『約束しよう!』、そう言って未来を望みながらドーム公演を締めるのかな?と。

でも改めて1番最初にこの曲を披露されて、その意図を考えてみたら凄いしっくりきたんです。

 

それは『4thから今日までの約束を果たしたよ』と、一旦精算するためだったんじゃないかな?と感じたんです。

約束があって あってあってよかった

会いたくてがんばれた 

なんどだって約束!

この曲、歌詞を見ていただければ分かるんですけど、やっぱり4thの時から続く約束の歌って側面も、どうしても強いんですよね。

勿論6thのライブにはあの頃にいなかった、今Aqoursを好きになってくれた人たちもいるわけで、当然その人たちとは4thの思い出を共有出来なかったりするわけで。

 

でも6thってそういうライブじゃないんですよね。

過去を懐かしむのではなく、今を生きてるAqoursと、僕らが、ここを通過点に明日へ向かうライブのはず。

 

だからここから先のセトリは4thの続きではなく、『全部これから先の約束にするライブだよ』って、ここで4thから今日までの約束をきっちり精算してれたんじゃないか?そう思います。

 

その証拠に次に披露された曲が、

「未体験HORIZON」なんですよね。

この曲の冒頭みんな大好きなあの煽り文句を、高槻さんが言ってくれましたよね?

 

WINDY STAGEへ〜ようこそ!!!

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そう、ここで初めてAqoursは「このライブへようこそ」と言ってくれるんです。

つまりこの2度目の東京ドームは、『なんどだって約束!』で今日までの約束を果たすことで、本当の意味で始まるわけなんです。

新しくなれ!動き出したミライ

またはじまるよ 準備できた? もうできてる!

未体験HORIZON

そしてこの歌詞ですよ…

やはり未体験HORIZONの開幕曲としての適性というか、これ以上今のAqoursの始まりに相応しい曲がありますか?

2度目の東京ドームという、アーティストとして中々体験できることじゃない場所まできて、その2曲目に「またはじまるよ」って歌っちゃう。

 

このオープニングの2曲からWINDY STAGEにかけるAqoursの覚悟を感じますよね。

 

このステージを通して選曲されてるテーマをひとつだけ挙げるなら『ミライ』でしょうか。

「ここから先はそれを伝える、そんなライブにするよ。」そんなメッセージ。

 

それに呼応するように、

1日目「DREAMY COLOR」

2日目「Future Flight」

 

それぞれ2020年以降、劇場版を超えて、5thライブを超えて、それでも進み続けてきたAqoursの曲。

終わりにせず、未来を望み続けて進んできた、

『今のAqoursを象徴する曲たち。

 

これがAqoursなんです…

 

②進化し続けるラブライブ!

 

さて、4thまでのことを精算したオープニングと言いましたが、この後のセトリはどこか4thライブを、というか、2018年ごろのAqoursを意識したセトリになってると感じました。

 

それこそ1日目の、

Awaken the power

未熟DREAMER

この2曲は4thライブを思い出しましたし、まさかの新規ソロ曲メドレーは3rdライブの印象が強かったです。

 

でも勿論ここでもAqoursが伝えたいのは、懐かしさではなく、『あの頃から成長したAqoursなんですよね。

 

WINDY STAGEだけでなく、6thツアーに入ってから必ずあった学年ごとに全員曲を歌うパート。

これって、4年前じゃ絶対考えられなかったんですよ。

 

やっぱり19年くらいまではまだ、ナンバリングライブで「全員曲をユニットや学年で歌う」って感覚がないというかあり得なくて、それこそAwaken the powerなんてSaint Snowがいなきゃ発動できない、特殊技って感じでした。

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でも20年以降、ラブライブ!は新しい在り方を開拓し続けてきて、僕らもそんなラブライブ!と一緒に成長してきたからこそ、このパートを当たり前のように受け入れてましたよね?

 

20年以降全員揃ったライブよりも、ユニットライブでの活動が多く、ユニットで全員曲を披露する機会が多かったAqours

ソロ活動を当たり前とし、むしろ全員で歌うのがレアな虹ヶ咲。

ライブで全員曲をソロや、デュオトリオで歌い、曲に新しい側面をもたらしてきたLiella!。

 

後輩達と最前線で共に進み、開拓してきたラブライブ!の新しい可能性が詰まった、そんなパートだったと思うんです。

 

そしてソロ曲メドレーは、Aqours自身の可能性が見せられたパートだったんじゃないかな?と思います。

 

それこそ「やあ!行雲流水!?」なんかは、Aqours1人1人が持ってる可能性が、よく分かる曲だったんじゃないかと思うんです。

 

それこそ逢田さんのピアノや、伊達さんのアコギみたいに、ライブのために0から挑戦してきたパフォーマンスは、あの頃から受け継がれてきたものですが、高槻さんの弾き語りは『高槻さん自身が積み重ねてきたもの』ですよね。

インスタライブでアコギを弾いてる姿も見られましたし、ツイートからも以前からギターに触れてる方だって分かりますよね。

 

それこそAZALEAのライブで小宮さんが見せたDJ姿も、小宮さんがAqoursの外で身につけてきた技術。

 

つまりAqoursの活動の中だけでなく、『それぞれが生きてきた中で培った技術』を、Aqoursのライブのパフォーマンスとして活かす。

これこそ5th以降、Aqoursとしての活動が減り、ソロでの活動が増えた時間がちゃんと今に生きている証でもあるのかなと。

 

それぞれの今までがあったからこそAqoursだけが持っている可能性、そしてこれから先様々な場所で生まれるかもしれない可能性見ました。

 

③"Aqours"を思い出にしない

 

〜1日目の出来事〜

Aqours「後半戦も盛り上がっていきましょ〜!!」

僕「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」

(暗転)

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(モニターにデカデカと映るネクスパ衣装の高海千歌

は?

いやっ…は???

 

まじで1日目、しばらくフリーズして立ち尽くしてました。

 

Next SPARKLING!!をやる……???

こんな中盤に???

東京ドームどころか、ネクスパすら通過点にしてしまうのが今のAqoursだっていうんですか…!!!????

 

でもこれ僕個人としては凄い納得というか、ようやく本来Next SPARKLING!!が持ってた意味を、ライブで伝わりやすく披露できたんじゃないかな?って思うんです。

 

Next SPARKLING!!って、曲調や劇場版や5thでの演出もあってあまり感じられないですけど、これは終わりの歌じゃなくて『始まりの歌』なんですよね。

 

劇場版で9人のAqoursでなくなっても進み続けることを選んだ、6人のAqoursとしての始まりの歌。

今日までの全てと一緒に、明日も夢を追いかけ続ける。

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『明日も輝くための曲』なんです。

だから6thでのNext SPARKLING!!は正しく、『未来へ進むための曲』として昇華されたんじゃないかな?と感じます。

 

そしてそれを証明するように、5thでは成されなかった、『Next SPARKLING!!の先』を描く歌が、すぐに披露されましたね。

いつか思い出に変わるの?変えてない

現在進行形だよ "ing"だよ

なつかしいなんて 後にしようよ

i-n-g I TRY!!

いつだってAqoursは"現在進行形"

ネクスパを越え、アニメの映像をモニターに流しながら歌うこの歌詞は、Aqoursが今心から叫びたいであろう言葉を体現したものに思えませんか?

 

ただひとつ知っていて欲しいなって思うのは、この曲は決して『思い出を持つこと』を否定してる曲ではないんです。

ひとつひとつの思い出たちが 大事なんだ

ずっと綺麗な 僕らの宝物だよ

Next SPARKLING!!

Next SPARKLING!!で歌った通り、『思い出』は彼女達が積み上げてきた"1"であり、0にはならないぜったい消えないステキな物語な訳です。

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でも、その思い出に浸って懐かしむのではなく、『それを抱いて、今を全力で走ろう!』ってなるのがAqoursなんです。

 

『じゃあなにが思い出にならないの?この歌詞はなに?』ってなりますよね。

僕の解釈としては"Aqoursとの日々"が思い出にならないのではなく、『Aqoursの存在そのもの』のことを指してると思うのです。

 

皆さんは「あんな人いたなぁ…」って言いながら語る、懐かしむ存在っていませんか?

それこそスポーツ選手で「昔凄い選手がいたんだよ〜」って思い出の中で語られる、そんな存在はいませんか?

 

そんな存在に共通してるのは、『全盛期を過ぎた』もしくは『既に表舞台にはいない』ですよね。

 

僕は以前書いた記事でこんな事を質問しました。

「あなたが思うAqoursの全盛期はいつですか?」と。

 

これに「今!」と答えてくれた人が何人もいました。

そうなんです。Aqoursはいつだって『今が1番輝いてる』。

まだAqoursは思い出のように語られる存在じゃないんです。

 

つまりAqoursは『伝説』や『過去の人』って呼ばれる類にはならないってこと。

 

僕はAqoursのことを忘れたことなんかないし、Aqoursと一緒に駆け抜けてきたあの日々は全部大切な宝物です。

でも思い出になったのは『Aqoursとの日々』であって、Aqoursそのものじゃないんです。

 

まだAqoursを過去にしたくない。

 

だってAqoursは今も前に進んでるから。

今も『きっと明日も輝ける』って信じて、前へ進み続けてるから。

 

④変わり始めた"みらい"

 

ここからはセトリとしては飛びますが、まず先にアンコール後の話をさせてください。

 

アンコール1発目、「君のこころは輝いてるかい?」これ聴いてやっぱりAqoursはこれだよな…って嬉しくなりました。

 

4thライブのオープンニングでも、ラブライブ!フェスのトリを務めた時も、いつだってこの曲とAqoursは一緒でした。

どんな場所に至ってもAqours「まだ夢に気づいたばかり」って歌ってくれる。

 

いつも「新しい夢」に気づきながら、今を更新してくれる。

そんなAqoursだからこそ、かなう望みがあるんです。

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幻日のヨハネのアニメ化、止まっていたAqoursの物語がまたひとつ動き出した瞬間、と言って過言ではないでしょう。

 

この『Aqoursの物語』というテーマに関しては、2年半ぶりのワンマンライブだった、Aqours年末ライブで言及されてましたね。

伊波 Aqoursとしての物語って劇場版からで、皆さんの前ではお届けできてるのはそこなのかなという風に思っていて、Aqoursのストーリーをこれからどうしていくんだろうということを、9人揃って、常に多分それぞれのメンバーに対して思ってることがたくさんあって、愛が沢山あって、だからこそ、このステージがないと私たちはAqours、彼女達の道を、走っていくことがやっぱ出来なくなってしまうと思うのですよね。

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ 2日目より

年末Aqoursで伊波さんが語った『物語』。

アニメの展開がないからこそ、現実のステージに立つAqoursが進むことをやめてしまったら、ラブライブ!サンシャイン‼︎は、Aqoursの物語は終わってしまうんです。

 

この2年半は終わらせないように、必死にAqoursの物語が途切れないように、消さないように繋いできた2年半だったと思うんです。 

だからこそ「幻日のヨハネ」は、諦めなかったAqoursが手に入れた、Aqoursの物語の続きなんです。

 

僕は2018年ごろ、ひとつAqoursに漠然と思っていたことがありました。

Aqoursに終わらないで欲しい』、消えないで欲しいって思ってました。

それはμ'sの存在があったから、μ'sが見せたなによりも綺麗な『有終の美』を見たから、どこかでそんな終わりがやってくることが怖かったんです。

 

でもAqoursがいつも見せてくれたのは、『終わらないように足掻き続ける姿』だったんです。

それを「みっともない」「潔く終わった方がいい」そう思う人もいるでしょう。

 

でも僕はそんなAqoursの姿が世界一かっこいいって、胸張って言えます。

だから僕はAqoursが好きで、ずっと救われてきました。

 

劇場版でAqoursが、6人のAqoursでも歩き続けることを決めたように。

劇場版や、ラブライブ!フェスを超えても、コンテンツが終わらないことを、「終わりを選ばなくてもいい」とAqoursが示してくれたように。

スクールアイドルとしてのアニメが一区切りついても、またアニメを、もうひとつの物語を始めることが出来る。

 

Aqoursは終わりではなく「未来」を示してくれた。

今…みらい、変わり始めたかも!

そうだ僕たちは まだ夢に気づいたばかり

君のこころは輝いてるかい?

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2度目の東京ドームに立ったアーティストが、「まだ夢に気づいたばかり」なんて歌うのは、変な話というか、本当か?ってなっちゃうんですけど、でもAqoursなら信じたくなっちゃうんです。

 

Aqoursは『終わらないよ』って言葉で主張するのではなく、その行動で『ほら!見て!Aqoursがこんなところで終わるわけないでしょ!?』って示してくれる。

そんな行動で示してくれるAqoursの言葉だから、僕は信じたくなってしまうんです。

 

⑤10人目のキミヘ

 

さて、少しセトリは遡って、ここからは"10人目"について話したいと思います。

"10人目"ってそう呼びたくなった人たちのことについてです。

 

1日目Brightest Melody

2日目想いよひとつになれ

 

ご存知の通り、この2曲は楽曲投票で決まった曲。みんなの投票で決められた曲ですよね。

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Saint Snowとの2組だけのラブライブ!決勝曲。

それを東京ドーム、いえアキバドームというラブライブ!決勝の地で披露される曲に昇華されたこと。

(特に「心の羽よ君へ飛んでけ!」からの流れは、劇場版の理亞ちゃんの羽がAqoursの元へ飛んでいく様を思わされましたね…)

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そして東京ドームの地で9人の曲になった、逢田さんが心から大切にしてた曲を、再びあの地で聴けたのはみんなが選んでくれたからなんですよね。

 

なんで僕の中でこんなに「選んでくれた」って気持ちが強いのかっていうと、あの2曲に投票してなかった側の人だからなんですよ。

僕なんかはNext SPARKLING!!がどうしても聴きたくて毎日ネクスパに入れてて、この2曲に票入れてなかったんですけど、だからこそ「投票してくれた人のおかげでこの2曲が聴けた」って気持ちが強くて、だから本当に感謝しかないんです。

 

特に想いよひとつになれは今回のライブ僕にとっても凄く特別なものになりました。

余り詳細には書かないんですが、今回初めてドームへ約束を結びにきた連番相手にとって、ドームという場所も「想いよひとつになれ」って曲も、僕じゃ測れないくらい大切なものなんですよ。

 

勿論4thで見た時には本当に心に響きましたけど、元々僕にとって想ひとはめちゃくちゃ大切な曲の枠ではなくて、でも2度目のドームで聴けたそれは間違いなく僕にとって『大切』なものになって。

あの瞬間横にいた大切な友人である彼が、想ひとを聴けたことが嬉しくて、曲終わった後に泣いてしまったんです。

 

大切な人の大切な曲が、僕の大切なものになる瞬間だったんだと思います。

 

だからあの瞬間を迎えられたのって、逢田さんの言ってた通りあの曲を選んでくれた人のおかげで、そしてそれは想ひとだけじゃないと思うんです。

 

この東京ドームも、幻日のヨハネも、10人目がいたから叶えられたもの。

みんながいたから、Aqoursの物語が終わることはなかったんですよ。

伊波 だから私たち自身、メンバーのこと一人一人大切に思う気持ちと、メンバーに会いたいと思ってここにきてくれるてるみなさんがいないと、Aqoursのステージは、Aqoursの物語は、進んでいかないと思っています。

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ 2日目より

年末にも伊波さんが言ってくださったようにAqoursの物語を進めるにはステージに立つAqoursだけじゃなく、Aqoursに会いに行くみんながいなければ、Aqoursの物語はきっと終わっていたんです。

 

それはあの斉藤朱夏さんが、ずっとあの笑顔で僕らを安心させてくれてた朱夏さんが吐露した「お客さんちゃんと入ってるかな?」って不安だったり。

年末Aqoursで逢田さんが話した「離れていっちゃうんじゃないか?」って気持ちも。

 

そんな不安を拭えるのって、きっと僕らがAqoursに会いにいって、『大好き!!!』って伝える以外ないと思うんです。

 

そして2日目のダブルアンコールも。

 

僕の勝手な想像なんですけど、1回目のアンコールで足早にAqoursが下がったことや、交響楽団が出てくるタイミングとか見てると、最初から用意してもらってたダブルアンコールなのかな?って思ったんです。

 

で、僕はこれが凄いステキだなって。

だって

「みんながもう一度Aqoursを呼んでくれる」って期待して、信じて用意してくれてたんですよ?

僕は信じる 君を信じるよ

もう決めちゃったからね

君は?君はどうする?

Future flight

そして、そんなあっちの思惑なんか知らなくても、会場にいるみんな、ずっと手拍子止めずにAqoursを呼んでたんですよ。

Aqoursがまた出てきてくれる」って期待して、信じてたんですよ。

 

このAqoursとの間にあった『信じること』が、僕は本当に改めて大切にしなきゃいけないことだと思うんです。

 

多分この2年半は『信じる』ってことが難しかった期間だったと思うんです。

僕ら側には「Aqours終わっちゃうのかな?」とか「これからのAqoursが向かう道は本当に輝いてるの?」とか、つい疑問に思う瞬間ってあったと思うんです。

それはAqours側も同じで「みんな、まだ着いてきてくれるかな?」「ちゃんと会場に会いにきてくれるかな?」そういう疑っちゃう時もあったはずで。

 

でも最終的には、お互い「君を信じる」ことにしたと思うんです。

 

勿論その『信じることにしたタイミング』は各々違うと思います。

それこそ年末ライブの時かもしれないし、6th始まってからかもしれないし。もっと前かもしれない。

 

でもお互いがお互いを信じたから、ドームまで辿り着いて、もう一度ダブルアンコールが成立したと思うんです。

 

僕はその光景だけで感無量でした。

 

Aqoursを呼んでくれたみんながいる。

今もこんなに、Aqoursを呼んでくれる人がいる。

出会った場所は違っても、今Aqoursと一緒に生きる仲間達がこんなにいる。

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こんなに頼もしいことってありますか?

『人生には時々びっくりなプレゼントがある。』

いつか歌った歌の通りになった。そう思いました。

 

だから僕は「10人目」って、4年前と同じくAqoursに会いにきた人達のことをそう呼びたくなったんです。

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https://twitter.com/aina_suzuki723/status/1541079629556961285?s=21&t=x7pdd4CGPedUgn8mrLcFvg

 

鈴木愛奈さんのツイートと同じく、胸がいっぱいなんですよ。

もうだから、そんな感動をくれた人たちのことをそう呼びたい!!って、ただそれだけなんです。

好きだって 好きだって思うから伝えたくなっちゃう

分かちあえたら嬉しいよ

SUKI for you, DREAM for you!

好きだって思うから伝えたくなるように、本当単純な事なんです。

「こうだから10人目!」とか、そういう理屈っぽい話ではなくて、『ここにいる人が10人目だ…』ってそう言いたくなるようなそんな体験をしたんです。

 

⑥なんどだって約束!

 

最後に、ダブルアンコールの「なんどだって約束!」について話させてください。

 

僕は最初にこの曲が披露されたことを、『1曲目に披露される事で4thから今日までの約束を果たす』と言いました。

 

なら、最後に披露された「なんどだって約束!」は……

もう理屈っぽいことはいりませんよね?

 

そう、あの場所にいたみんなとの

Aqoursと共に進むみんなと結んだ、新しい約束の歌ですよね?

 

次もきっと 笑顔で あいさつしよう

いつ?すぐ!すぐだよ!

伝わってる 大丈夫 だから!

みんなと一緒に約束しよう!

なんどだって約束!

Aqoursがあの場所で結んでくれた約束。

それは2023年に待つEXTRAライブと。

Aqoursのみんなが口々にいった、3度目の東京ドーム。

 

でも僕にはその全部がAqoursに会うための口実』を作ってくれたんだなって、そう感じました。

Aqoursが何度でも約束するのは、あの会場にいた人、そしてこれからAqoursに会いに来てくれる人。

 

いつだってAqoursに会いにいける瞬間を作るための、

Aqoursという帰ってくる場所』

を守り続けてくれるための約束だったんじゃないかなって。

 

だって、来年のライブにも、3度目の東京ドームの時に必ず会いに行けるって保証はないわけじゃないですか。

 

明日はどの方角に風が吹くのか、どんな色なのか、それはきっと誰にも分からないように。

だから次Aqoursに会える時がいつになるかなんて、誰にも分からないと思うんです。

 

でも、それでもまたAqoursに合うために。

Aqoursとその瞬間にAqoursと一緒にいる人たちで、約束し続けていけば、きっとAqoursと会える場所を残し続けられると思うんです。

 

勿論僕も、いつかAqoursと約束する場にいない日が来ると思います。

それでも胸張ってこう言います。

 

Aqoursのいる場所が、僕の帰ってくる場所!』

 

だから、またこの場所で!!!!

 

なんどだって約束しよう!!!!!

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