スパボの掬い場

ラブライブ!への大好きを叫ぶ場所。

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楠木さんとせつ菜のこと。『寂しさ』と一緒に"大好き"を叫び続ける。

 

なんとなく「この日々が続いていく」って思ってたんですよ。

 

勿論全開のパフォーマンスじゃないけど、それでも5thライブみたいにステージに立つ方法を色々と模索して、僕らに見せてくれるって。

 

「楠木さんがせつ菜を表現することが大切」こんな声を、楠木さんにかけてくださる公式なら、絶対あの人を変えようとすることはしないって。

ラブライブ!が「誰が演じるのか?」に重きを置いていることを感じていたし、信頼していたから、そんな日は来ないって信じていました。

 

 

だから1番大事なことを忘れていました。

外からどんな言葉をかけられたって、「最後に決めるのは楠木さん自身」だってことを。

 

これ見て、言葉には詰まっていましたけど、意外とすぐに頭では色々理解できてました。

ライブでも1人MC中座っているような状態をずっと見てたし、指定難病になっているような病だったことを知れば、彼女のこれから表現者としての人生を考えれば、ここが引き時だって。

 

そして身体以上に、お知らせの文面からも、ライブでのMCからも、楠木さんがその状況を許せてない気持ちだって。

 

だから自ら役を降りて、優木せつ菜を次の人に託す選択をされたことも。

彼女の選択を尊重するのがベストだって。

 

だから楠木さんの「せつ菜に色んな景色を見せてあげて欲しい」って想いを、ちゃんと繋いでいけるようにしたいなとか。

なんなら病名を知った後だと、この選択してくれたことも少しほっとしたなとか。

 

新しい声優さんは、楠木さんと優木せつ菜が積み重ねてきたもの、ファンが彼女達に抱いたもの、きっと僕なんかには想像できないような重いものを背負うと思うから、だから支えたいとか。

 

そんな風にしっかり前見るべきだって分かってはいるんです。

 

「でもやっぱり寂しいな。楠木さんがいいな。」

「もっと優木せつ菜と楠木ともりさんが作る景色を、

一緒に見ていたかったな。」

 

わかっていても、こういう考えが頭をグルグルと回り続けてました。

だって僕の今があるのは楠木さんのお陰だから。

 

楠木 せつ菜を演じてて実はすごい辛かったです。

大好きの気持ちを否定されることって、凄い辛いことだと思うんですよ。

否定されたりとか、認めて貰えなかったり、それを隠さなきゃいけないって、すっごい苦しいことだと思うんですよ。

でもそんな彼女だからこそ、きっと大好きを世界中に溢れさせたいって、真っ直ぐな目標を立てられたんだと思います。

中略

今日みんなは、『自分の大好き』の気持ちに素直になれましたか?

今まで、『他の人の大好きの気持ち』を、大切にしてあげられましたか?

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live “with You” day1より

 

1stライブでこの言葉を貰って、僕は誰かの大好きを傷つけてきた自分を直視させられました

僕は大好きな優木せつ菜の足しか引っ張ってないって突きつけられました。

優木せつ菜の痛みも、野望の重さも何も理解してなかったって思い知らされました。

 

だから「優木せつ菜は楠木ともりしかいない」って思ったんです。

優木せつ菜の痛みに近づいてあげられて、『優木せつ菜の野望』を共に叶えていけるのはこの人しかいないって、心から感じたから。

 

楠木さんの姿を見て、「大好きを溢れさせる」って野望を『僕も叶えたい!このままでいたくない!』って思えたから。

僕にとって何にも変え難い場所に「優木せつ菜役・楠木ともり」がいるんです。

 

だからこの気持ちが変わることはないです。

新しい声を応援したいけど、この寂しさがなくなることはないです。

 

だから「新しい声も好きになります!」って今はまだ宣言できないです。

ごめんなさい。でも隠すつもりはありません。

嘘は言いたくないから。

 

でも、僕は寂しさは悪いことじゃないとは思うんです。

 

だってこれが僕の大好きだから。

これだけ大好きだから、これだけ寂しい。

 

この『寂しさ』が、楠木さんが優木せつ菜と一緒にいた証だから。

 

だからこれを読んでくれた人にお願いがあります。

精一杯、寂しさを大切にしてください。

その『寂しさ』も、楠木さんとせつ菜ちゃんから貰ったものだから。

 

その分だけ楠木さんが優木せつ菜だったこと、ずっと残してください。

あなたの『大好き』で。

僕も大好きを叫びます。彼女達から貰ったものを全部大切にしたいから。

 

正直言うと、自分がどうするべきか、自分が何を選ぶべきなのか、最初から分かってました。

 

僕ら生きてるから、「はじめまして」をした時から、さよならが訪れることは決まってて。

それでも「0にはならない」って。

喪失すら抱えて生きていくんだって、最初から分かってて、でも動く事ができなかったんです。

 

悩んでたら動かなくてよくて楽だから、耳塞いで泣いて、眠ってれば全て済むって塞ぎ込んでました。

でもちゃんと進みます。

 

『始まったのなら貫くのみです』って。

楠木さんが吹き込んでくれた、せつ菜ちゃんの声がするから。止まらず走り続けます。

 

そして、『何かを成し遂げるために予告を出すことは覚悟の表れ』って、せつ菜ちゃんが言ってたことに倣って、来年の3月までの僕の目標を言います。

 

それは最後まで楠木ともりの演じた優木せつ菜』が大好きだ!って少しでも楠木さんへ、僕らの大好きをぶつけること。

 

これは僕の思い違いかもしれないけど、5thライブでの「動けない私を見せちゃうと『せつ菜が動けない』って見え方をしちゃうなって思ってた」って言葉。

お知らせの「虹ヶ咲学園スクールアイドルが伸び伸びと活動して欲しい」って文面から、なんとなく今の『自分の在り方を後ろめたく思ってる』んじゃないかな?って。

 

勿論楠木さんがここで自ら降りる決断をするまでの悩みなんて、僕には想像つくわけなくて。

それが楠木さんの為になるかなんて分からないし、僕はあの人のためになれるようなものは何も持ってないけど。

でも知ってほしいから。「そんなことない」って。

 

だから叫びます。あなたと、あなたと一緒に歩いてきた優木せつ菜への大好きを。

楠木ともりが優木せつ菜でよかった!」って、ずっと僕らが思ってること知って欲しくて。

あなたに最後に「優木せつ菜でよかった」って胸張ってもらえる景色を見せたいから。

 

僕はずっと楠木さんが笑っていてくれる景色があることが、1番嬉しいから。

 

これが僕の大好きで、我儘で、エゴです。

『大好き』は自分のためにしか生まれてこない感情なので。だから僕は僕のやるべきと思ったことを貫きます。

 

それからTwitterで繋がってくださってくれてる方々、すみません。TLで弱音を吐いてしまいました。

『大好きを溢れさせる』『大好きを叫ぶ』

彼女達の野望を手伝うと誓った僕が、こんなところで弱音吐いて、立ち止まってちゃいけないですよね。

 

またいつも通り、大好きを叫んでいきます。

「大好き」が言える場所を、ちゃんと守れるように。

それが1番、あの人たちに胸を張れる自分だって信じているから。

 

あなた達がくれた想いも、この寂しさも、楠木さんと、せつ菜ちゃんと一緒に歩いた軌跡として、ちゃんと持っていきます。

 

大好きになれるか分からないし、凄く怖いけど、必ずあなたが繋いでくれた「新しい優木せつ菜」とも向き合います。

それも楠木さんが僕らにくれるものだから。大切にしたいから。

 

全部全部全部あなたから貰ったものを宝物にして、大好きを叫びます。貫き続けます。

 

だからこんな言葉じゃ足りないけど……

 

本当にありがとう。大好きです。

最後まで、いえ、いつまでも楠木ともりの優木せつ菜が大好きです。

 

3月31日まで笑って駆け抜けよう。

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