スパボの掬い場

ラブライブ!への大好きを叫ぶ場所。

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ライブに魅せられた奇跡

皆さん去年の7月7日この日が何の日だったか覚えていますか?

 

そうラブライブ!サンシャイン‼︎3rd LOVE LIVE!WODERFUL STORIES福岡 day1の日です。

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あの日多くのライバーさんが悔しさや、悲しみや、絶望に駆られていたと思います。

 

僕もその中の1人でした。

記録的な豪雨により西方面の交通網はほぼ停止、高速バス、車、電車陸路を走る乗り物は動かなくなり新感線で行くことを選択した僕も当然大阪駅で立ち往生するしかなくなりました。

 

 

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それだけ陸路がダメになっていても雨は弱くなり、福岡day1は予定通り開催。

大阪駅で僕らは開演に間に合う時間に動き始めることを祈るしかありませんでした。

 

 

ホームを見渡せば沢山のAqoursファン、勿論ホームだけではなく駅構内にも大阪駅だけでどれだけのファンがいたのか。

 

 

そんな中同じく立ち往生していたフォロワーさんとエンカして頂いたり、近くにいらっしゃったライバーさんともお話ししたり

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#Aqours福岡難民キャンプ

 

 

なんてタグを作ってツイートして少しでもこの状況で心を保とうとしてみたり。

 

こんなことをしながら、僅かな奇跡に望みをかけて待ってみても新幹線は動く気配もなく。

 

Twitterでも陸路を選択した人達はほぼ開演までにたどり着けるような人がいないのをみて絶望したり。

ですが雨が弱まっていたこともあってあの状況で飛行機を選択した人達はなんとか福岡まで辿り着いていました。

 

すぐに新幹線という可能性を捨て飛行機という選択を出来なかった自分の無能さがどうしようもなく悔しかったものです。

 

 

「公演時間ずらすとか、延期してくれないかな」

マリンメッセに辿り着いた人には申し訳ないのですが、この数時間ずっとこんなことばかり願っていました。

 

 

そんな中予定通り福岡day1は開演しました。

 

『開演したらもう引き返す』そう決断していた僕と友人はひたすら絶望しながら名古屋へ戻る新幹線に乗り込みました。

 

福岡で連番した友人はμ's final以来のライブ参加でとても楽しみにしていたのに、Aqoursのライブを見せられなかったのがどうしようもなく悔しくて。

一体なにをしに来たのか、福岡に辿り着くことも出来ず……

 

「せめてライブビューイングだけ見届ける!」

そんな想いでなんとか自分を保とうとしながら新幹線に揺られ名古屋まで戻り、4枚だけday2のライブビューイングが残っている映画館まで必死に向かいました。

 

そんな中ふとTwitterを覗くと目に入ってきた

 

「キセキヒカル披露された!」

 

「ホップ・ステップ・ワーイきた!」

 

 

は?なんで?俺がたどり着けないライブでなんでキセキヒカルが?ホプステが披露されるの?

ふざけんなよ!

 

誰も悪くない。行き場のない怒りと、悔しさとどうしようもない自分に対する嫌悪感で全てが嫌で嫌で仕方ない。すごく鮮明に思い出せる嫌な感情です。

 

そんな感情の渦に翻弄されながらなんとかチケットを確保し家に辿り着くとすぐに眠ってしまいました。

 

 

そして翌日起床するととあるフォロワーさんから

 

「スパボくん福岡day2単番2枚見つかりましたよ」

こんなDMが…

 

なんと福岡day2の余っているチケットを探して下さっていたのです。

 

わざわざ自分のために探してくださったのだろうか…

こんなに暖かいことがあるだろうか…

ですが僕は人の暖かさを感じると同時にある問題に気づきます。

 

もう一度福岡に行く、帰ってくるための交通費、譲っていただくチケット代を払えるほどお金が残っていませんでした。

 

新幹線もチケット代も当然返金していただけるのですがそれはまだ先の話。

 

泣く泣く僕は「単番じゃなく友人と連番で行きたいので」なんて意味のない取り繕いをしてその方のお話をお断りするしかありませんでした。

 

 

ただひたすら無力でした。

すぐに決定する度胸もなく、何か決断すれば裏目に出る。

Aqoursのライブを見届けられなかったどうしようもない悔しさ。

あの時ばかりはAqoursのように奇跡を信じられませんでした。

 

 

 

そんな中4thライブ表題曲

「Thank you, FRIENDS!!」の視聴動画が公開。

 

これを聴くとただ『次が最後なのだろうか』そんなことが頭をよぎり

「次は必ず行く、何が何でも行く。」

そう決断しました。

 

 

後悔はもうしたくないfinalの時みたいに、今回の福岡みたいにもうこんな泣き寝入りしたくない。

 

そんな想いで友人共に人生初のcdの積みをしました。

 

積むことが効果があるのかは定かではありませんがただ

「何も行動せずに後悔するくらいなら積んだ方がいい」

そんな気持ちで。

 

 

そして想いを託した4thライブが当たった時の嬉しさは何者も変え難かった。

 

ほかの難民キャンプを共にした仲間達も4thに参加できると知った時は安堵した。

 

ようやく友達にAqoursのライブが見せられた達成感?

 

 

 

その4thライブの素晴らしさなのですが…

語るまでもないですよね笑

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Blu-rayも出たことですし)

 

 

 

3rd福岡ではそんな中でライブの楽しさだけじゃない、そこに参加できない、たどり着けないその悔しさを思い知らされた。

 

だからこそ4thライブでライブに行ける喜び、同じ趣味を持ち感動を共有出来る仲間が沢山いる、僕を助けてくれる温かい人がいる。そんなことを知りました。

 

 

もし福岡にたどり着けたら、東京ドームで見届けた『ありがとう』にあそこまで泣かされなかったかもしれない。

4thがあるから大阪駅で苦しんだ数時間はきっと無駄ではなかったと信じられる。

 

勿論ライブにちゃんと行けてちゃんと見られるのがいいに決まっています。(Aqoursのfinalでこんなこと起こったらもう立ち直れない)

 

 

そしてこの経験を通してこれだけは大声出して言います。

 

 

『ライブって当たり前じゃないんです。』 

 

 

仕事が休みが取れる。

なんとか親に許してもらえた。

ちょっと遠いけど交通費なんとかなりそう。

色んな条件クリアして会場に集まる同じようにこのコンテンツが好きな人達。

 

 

何億と投資をしてライブをしてくれる運営、色んな人の想い要因が重なってライブ会場に数万人って人が集まって、キャストさんがステージに立つ。

 

 

こんなことが当たり前なはずがないんです。

 

 

きっとライブって奇跡なんですよ。

1回1回どうしようもないくらいに。

 

それはfinalを知ってる人達も同じだと思います。

次があること、その次に参加出来ること。

誰も保証してくれないんです。

いつ次はないよなんて言われるか分からない。

 

 

だからこそ今目の前にあるライブを、奇跡を全力で楽しまなきゃいけないんです。

 

 

そして皆さんもう目の前に迫ってますね。

そうAqours 5th LoveLive! Next SPARKLING!!

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このライブで僕から皆さんにお願いがあります。

別に

「なにか企画に参加してくれ!」 

とか

「フラスタ出して!」じゃないです。

 

ただ『全力でライブを楽しむこと』

勿論楽しみ方は自由です(他の人に迷惑をかけない範囲で)

 

終わった後に「最高だった」そう言いながら笑って今を噛み締めて欲しい。沢山感想書くのもいいですね。

 

1人のオタクの些細な願いです。

僕も全力で楽しみます。

 

 

 

 

さてでは今回はそろそろここら辺で…

 

 

 

それでは皆さん5thライブへ向かって!!!

 

let'sヨーソロー!!!!!!!!!!!